『聖剣伝説VoM』開発元・桜花スタジオは本当に閉鎖していた…開発者たちはその後どうなった?

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2024年8月に発売された『聖剣伝説 VISIONS of MANA』。

約17年ぶりとなるシリーズ完全新作として注目された一方、発売から間もなく開発に携わったNetEase Gamesの桜花スタジオを巡って不穏な動きが相次ぎました。

主要ディレクターの退職に続き、2024年12月には桜花スタジオの公式サイトも閉鎖。当時の5chでは「本当にスタジオがなくなったのでは?」と話題になりました。

その後どうなったのか。現在までに判明した情報を含め、当時の記事を振り返ります。

『聖剣伝説VoM』発売後、開発スタジオに異変

『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、2024年8月29日にPS5、PS4、Xbox Series X|S、Windows向けに発売され、翌30日にはSteam版も発売されました。

販売元はスクウェア・エニックスですが、開発にはNetEase Gamesの桜花スタジオが参加。公式サイトには吉田亮介氏と小澤健司氏がディレクターとして記載されています。

桜花スタジオは東京と中国・広州を拠点とする開発スタジオで、『VoM』では両拠点のスタッフが開発に参加していました。

ところがゲーム発売前後から、桜花スタジオの今後を不安視させる報道が出始めます。

両ディレクターが退職、公式サイトも閉鎖

『VoM』発売後の2024年10月31日、吉田亮介氏と小澤健司氏が桜花スタジオを退職しました。

吉田氏はその後、2024年12月からスクウェア・エニックスへ入社したことを自身のSNSで報告しています。

そして同年12月、桜花スタジオの公式サイトも閲覧できない状態となりました。

『VoM』を発売したばかりの開発スタジオで起きた一連の動きに、当時の5chでも驚きの声が上がりました。

ただし、この時点では「公式サイトが閉鎖された」という事実だけをもって、スタジオそのものの閉鎖が正式に確認されたわけではありませんでした。

その後「スタジオ閉鎖」が確認される

状況がより明確になったのは2025年です。

『VoM』でディレクターを務めた小澤健司氏は、新たに株式会社スタジオサザンカを設立。

2025年3月に公開された小澤氏のプロフィールでは、桜花スタジオについて「スタジオの閉鎖に伴い退職」したことが記載されました。

つまり2024年12月に公式サイトが消えた時点では状況がはっきりしていなかったものの、その後の関係者の経歴から桜花スタジオが閉鎖されたことが確認された形です。

一方で、桜花スタジオが閉鎖された理由について詳細がすべて明らかになっているわけではありません。

そのため「『VoM』の評価や販売実績が原因で閉鎖された」と直接結びつけることには注意が必要です。

『VoM』を作った開発者たちは別の場所へ

スタジオそのものは閉鎖されましたが、『VoM』に携わった主要クリエイターがゲーム開発から離れたわけではありません。

吉田亮介氏はスクウェア・エニックスへ移籍。

小澤健司氏はスタジオサザンカを設立し、代表取締役社長として新たなゲーム開発に取り組んでいます。

会社やスタジオという枠組みは変わっても、そこでゲームを作っていたクリエイターや開発経験は別の場所へ引き継がれていくことになります。

『VoM』の出来とスタジオ閉鎖は分けて考える必要がある

桜花スタジオの閉鎖を語る際に注意したいのが、『聖剣伝説VoM』そのものの評価との関係です。

発売直後に開発スタジオを巡る報道が続いたため、「ゲームがうまくいかなかったから閉鎖された」と結びつけたくなりますが、公開されている情報だけからその因果関係を断定することはできません。

『VoM』はスクウェア・エニックスが展開する『聖剣伝説』シリーズの作品であり、開発を担当した桜花スタジオはNetEase Games側の開発組織です。

作品の販売や評価と、NetEase側によるスタジオ運営の判断は、それぞれ分けて見る必要があります。

GAME速AI分析

今回のケースで興味深いのは、ゲーム作品と「それを作った会社」が必ずしも同じ運命をたどるわけではないことです。

大規模なゲーム開発では、IPを保有する会社、販売する会社、実際に開発するスタジオが別々というケースは珍しくありません。

『聖剣伝説VoM』でも、スクウェア・エニックスのシリーズ作品をNetEase Games傘下の桜花スタジオが開発するという体制が取られていました。

そのため、桜花スタジオの閉鎖を『VoM』単独の評価だけで説明することはできません。親会社の事業戦略や開発体制、プロジェクトの将来性など、スタジオ運営にはさまざまな要因が関係します。

一方、現在のゲーム市場では基本プレイ無料でも大規模なコンテンツを提供するタイトルが増えており、買い切り型RPGはシリーズファン以外のユーザーにも価格に見合った魅力を示す必要があります。

特に長期間新作が途絶えていたシリーズの場合、既存ファンを満足させながら新規プレイヤーも獲得するという難しい課題があります。

桜花スタジオという組織はなくなりましたが、吉田氏はスクウェア・エニックスへ、小澤氏は自身の新スタジオへと進みました。開発組織が消えても、そこで培われた経験や技術を持つクリエイターが別の場所でゲーム制作を続けている点は、今回の出来事を見るうえで重要でしょう。

まとめ

『聖剣伝説 VISIONS of MANA』発売後、開発に携わった桜花スタジオでは主要ディレクターが相次いで退職し、2024年12月には公式サイトも閉鎖されました。

当時は公式サイトが消えたことでスタジオの存続が話題になりましたが、その後、小澤健司氏の経歴から「スタジオの閉鎖に伴い退職」していたことが確認されています。

ただし、『VoM』の評価や販売実績がスタジオ閉鎖の直接的な原因だったと確認できる情報はなく、両者を単純に結びつけることはできません。

そして『VoM』を手掛けたクリエイターたちは、スクウェア・エニックスへの移籍や新スタジオ設立など、それぞれ別の場所でゲーム開発を続けています。

管理人コメント

私は『聖剣伝説VoM』を実際にプレイしましたが、「そんなにひどかったかな?」というのが正直な感想です。というか、いい意味でも悪い意味でも「聖剣伝説ってこれくらいの感じじゃない?」と思いながら遊んでいました(笑)。

ただ、シリーズが長い間完全新作を出せなかったことを考えると、今の市場では昔からのファンだけで大きなタイトルを維持するのは難しいのかもしれません。桜花スタジオの閉鎖理由が『VoM』だったと断定することはできませんが、発売直後に開発スタジオまでなくなってしまったのを見ると、いろいろ考えてしまいますね。

私は『聖剣伝説』が好きだったから買いましたが、シリーズに思い入れのない人からすると、今は基本無料でもかなり作り込まれたゲームがたくさんあります。その中でフルプライスの『VoM』を選んでもらうのは、かなり厳しい勝負だったのかもしれません。

情報元

『聖剣伝説 VISIONS of MANA』公式サイト
GameBusiness.jp – 小澤健司氏・スタジオサザンカ設立
インサイド – 吉田亮介氏のスクウェア・エニックス移籍
スタジオサザンカ公式サイト

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