国内ゲーム市場の週間販売ランキングが発表され、『鬼武者 Way of the Sword』の初週販売本数が注目を集めています。
ファミ通の国内パッケージ販売推定によると、PS5版は76,530本で1位、Nintendo Switch 2版は19,499本で3位にランクイン。
同じタイトルでありながら、初週のパッケージ販売ではPS5版がSwitch 2版のおよそ4倍という結果になりました。
一方、ハード本体の週間販売ではSwitch 2が24,281台、PS5ファミリーが7,760台となっており、本体の勢いと個別タイトルのソフト販売が必ずしも同じ動きをしないことも分かります。
5ちゃんねるでは、この結果をもとに「ハードの普及台数とソフトの売れ方はどう関係しているのか」を巡って議論が盛り上がっています。
『鬼武者 Way of the Sword』PS5版が初週7.6万本で首位
今回のランキングで1位となったのは、カプコンの『鬼武者 Way of the Sword』PS5版です。
国内パッケージ版の推定販売本数は76,530本。
同じく発売されたNintendo Switch 2版は19,499本で3位となりました。
単純にパッケージ販売本数を比較すると、PS5版がSwitch 2版を大きく上回っています。
さらにカプコンは、本作の全世界販売本数が発売初日に100万本を突破したことも発表しています。
国内パッケージだけでなく海外やダウンロード販売も含めれば、かなり大きなスタートを切ったタイトルと言えそうです。
Switch 2は週間2.4万台、累計626万台を突破
一方、ハード販売ではNintendo Switch 2が引き続き強さを見せています。
今回の週間販売台数は24,281台で、国内累計は6,265,473台。
PS5ファミリーの週間販売台数は7,760台となっています。
本体の週間販売だけを見るとSwitch 2がPS5を大きく上回っていますが、『鬼武者 Way of the Sword』では逆にPS5版の販売本数が圧倒的に多いという興味深い結果になりました。
この違いについて5ちゃんねるでもさまざまな意見が出ています。
5chでは『鬼武者』のユーザー層を巡って議論
スレッドでは、『鬼武者』のような作品を求めるユーザーがどのプラットフォームに多いのかという話題が出ています。
中には、年齢区分の高い作品と任天堂ハードのユーザー層を結びつけて考える意見も。
「CERO-Zのゲームなんて任天堂派の人は欲しがらないと思う」
これに対しては、実際にSwitch 2版も約2万本売れていることを指摘するツッコミが入ります。
「19499人は欲しがってないけど買ったのか?」
当然ながら、同じハードを所有しているユーザー全員が同じジャンルを好むわけではありません。
Switch 2が広く普及していても、その中で『鬼武者』のような剣戟アクションを購入する層がどれだけいるかは別の問題です。
逆にPS5では、グラフィックやアクション性を重視するタイトルを好むユーザーが比較的集まりやすい可能性も考えられます。
「普及台数に対する割合」より実売本数を見るべき?
掲示板では、ハードの普及台数に対して何%のユーザーがソフトを購入したかという比較も行われています。
しかし、そうした議論に対してはこんな意見も。
「割合で比べるより、実際に売れた本数の方が重要やろ」
これは今回のランキングを見るうえで重要なポイントです。
ハードの普及台数はソフトが売れる可能性のある市場規模を示すひとつの指標ですが、実際の販売本数はジャンル、ユーザー層、価格、シリーズ人気など複数の要因によって変化します。
本体が多く普及しているからといって、すべてのマルチプラットフォームタイトルでそのハード版が最も売れるとは限りません。
『ELDEN RING Tarnished Edition』Switch 2版は累計3.4万本
今回のスレッドでは、『ELDEN RING Tarnished Edition』のNintendo Switch 2版についても話題になっています。
同作は前週に27,604本を販売して初登場2位となり、今回さらに6,559本を販売。
累計販売本数は34,163本となりました。
『ELDEN RING』のような高難度アクションRPGでもSwitch 2版を選ぶユーザーが存在しており、Switch 2の普及とともに、従来はPlayStationやPCとの結びつきが強かったジャンルがどこまで広がるのかも注目されます。
パッケージ販売だけでは市場全体を判断できない
今回の数字を見る際には、ひとつ注意しておきたい点があります。
ファミ通の週間販売ランキングで示される数字は、国内のパッケージ販売などを中心とした推定値です。
現在はPlayStation、Nintendo Switch 2ともにダウンロード版を購入するユーザーが存在するため、この数字だけで各プラットフォームにおけるソフトの国内総販売本数を断定することはできません。
特にプラットフォームによってダウンロード版の購入比率が異なる可能性もあるため、「パッケージが何本売れたから市場全体でも何倍」と単純に換算するのは避ける必要があります。
それでも、同一タイトルのパッケージ版が同時期に発売された場合、ユーザー層の違いを考えるひとつの材料にはなります。
GAME速AI分析
今回の『鬼武者 Way of the Sword』の販売結果は、「ハードの普及台数」と「個別タイトルの販売本数」が必ずしも比例しないことを分かりやすく示しています。
ゲーム機の累計販売台数は、そのプラットフォームが持つ潜在的な市場規模を示します。しかし、その全ユーザーが同じジャンルやタイトルに関心を持つわけではありません。
たとえばアクション性や映像表現を強く打ち出したタイトル、ファミリー向けタイトル、RPG、スポーツゲームでは、それぞれ中心となる購買層が異なります。
『鬼武者 Way of the Sword』の場合、シリーズの歴史やゲーム内容を考えると、PlayStationでアクションゲームを遊んできたユーザーとの親和性が比較的高い可能性があります。
そのため、Switch 2本体の販売台数が現在PS5を上回っているからといって、『鬼武者』でもSwitch 2版が最も売れるはずだと考えることはできません。
逆に今回PS5版が初週7万本を超えたことは、「PS5ではソフトが売れない」と単純化することにも注意が必要であることを示しています。
ユーザー層と作品の特徴が噛み合えば、PS5でも国内パッケージ市場でまとまった販売本数を記録するタイトルが出てくるからです。
さらに現在はダウンロード販売が存在するため、パッケージランキングだけでは見えない市場も大きくなっています。
今後マルチプラットフォーム作品が増えていけば、「どのハードが何台売れているか」だけでなく、「どんなユーザーがそのハードを所有し、どんなゲームにお金を使っているのか」という部分が、より重要な指標になっていくでしょう。
まとめ
『鬼武者 Way of the Sword』の国内パッケージ初週販売では、PS5版が76,530本で1位、Nintendo Switch 2版が19,499本で3位となりました。
一方、ハード本体ではSwitch 2が週間24,281台を販売しており、現在の本体販売の勢いと『鬼武者』のソフト販売では逆の結果が出ています。
5ちゃんねるでも、この結果をもとにハードの普及台数やユーザー層、ジャンルとの相性について議論が行われています。
本体が多く売れていることと、すべてのソフトが同じ比率で売れることは別の話です。
今後さらにマルチプラットフォーム作品が増えることで、それぞれのハードにどんなゲームを購入するユーザーが多いのか、よりはっきり見えてくるかもしれません。
管理人コメント
私は『鬼武者』って難しいゲームというイメージが強くて、今回も個人的にはなかなか手が出ません(笑)。
いわゆる“死にゲー”系の難しいアクションは、私の場合、クリアしたときの爽快感よりも、そこまで何度もやり直すストレスの方が上回ってしまうんですよね。
ただ今回、PS5版がSwitch 2版より大きく売れたこと自体は、そこまで意外には感じませんでした。
むしろ『鬼武者』のようなアクションゲームなら、本来はPS5版の方が売れて当然なくらいだと思っています。大きな画面で遊びたい、グラフィックやパフォーマンスを重視したいという人との相性もいいでしょうし、こういうタイプのゲームを好むユーザーもPS5には多いでしょうからね。
逆に私が気になってしまうのは、「鬼武者がPS5で売れた」ということより、これまでPS5で発売された他のソフトの国内パッケージ販売があまり目立ってこなかったことです(笑)。
PS5本体は国内でもかなり普及しているはずなのに、週間ランキングを見ていると「これだけ本体があるなら、もう少しソフトも売れてよくない?」と思うことはあります。
もちろん今はダウンロード版もありますし、パッケージの数字だけで市場全体を判断することはできません。
それでも今回『鬼武者』のPS5版がしっかり数字を出したのを見ると、PS5でもユーザー層と作品がきちんと噛み合えばソフトは売れるんだな、というのが個人的には一番興味深かったです。



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