『パルワールド』ポケットペア幹部がAI生成ゲームを痛烈批判 過去には自身も「生成AI使用疑惑」を否定

ゲーム総合

『Palworld / パルワールド』を開発するポケットペアのコミュニケーション/パブリッシング責任者John “Bucky” Buckley氏が、生成AIを利用したゲームについて強い批判を展開し、話題となりました。

一方で『パルワールド』自身も、過去にはキャラクターデザインなどをめぐって「生成AIを使用したのではないか」という疑惑をネット上で向けられた作品です。

ポケットペア側はこうした生成AI使用疑惑を否定しており、さらに同社のパブリッシング部門でも生成AIを使用したゲームを扱わない方針を示しています。

生成AIをめぐるポケットペアの姿勢と、それに対するユーザーの反応を整理します。

ポケットペア幹部がAI生成ゲームを痛烈批判

話題になったのは、生成AIによってリアルタイムにゲーム世界が変化しているように見える映像に対するBuckley氏の反応です。

Buckley氏は、このようなゲームについて「誰のためのゲームなのか」と疑問を呈し、ゲームメカニクスとして成立しているのかという点から強く批判しました。

単純に「AIだから嫌い」という話だけではなく、実際にゲームとして遊んだときに面白さやルールが成立するのか、という部分にも疑問を投げかけています。

ポケットペア自身も過去に生成AI使用疑惑を受けていた

今回の発言がネット上で注目された理由のひとつが、『パルワールド』自身も過去に生成AIを使用したのではないかという疑惑を向けられていたことです。

『パルワールド』の一部キャラクターデザインが既存作品のモンスターに似ているとして、SNSなどでは「AIに既存キャラクターを学習させてデザインしたのではないか」といった推測も広がりました。

ただし、これはネット上で広がった疑惑や推測であり、ポケットペア側は『パルワールド』の制作に生成AIを使用したという主張を否定しています。

Buckley氏も海外メディアのインタビューなどで生成AI使用疑惑について否定しており、疑惑によって実際に制作を担当したアーティストが傷ついたとも説明しています。

そのため、「AIを使ってポケモンの画像を学習させた」といった話を事実として扱うことはできません。

ポケットペアは生成AIゲームをパブリッシングしない方針

ポケットペアの姿勢は、Buckley氏個人の発言だけではありません。

同社のパブリッシング部門「Pocketpair Publishing」は、生成AIを使用したゲームをパブリッシング対象としない方針を示しています。

さらにBuckley氏は2026年にも生成AIについて言及し、ゲーマーはAI生成コンテンツを求めていないという趣旨の見解を示すとともに、ポケットペアではゲーム制作に生成AIを使用していないと改めて説明しています。

今回だけの発言というより、現在まで続くポケットペアの生成AIに対する方針として見ることができそうです。

ネット上の反応

5ちゃんねるでは、生成AIそのものについての議論だけでなく、『パルワールド』が過去に受けた疑惑との関係を指摘する声も目立ちました。

AIやぶっこ抜きでもないとあそこポケモンにデザインは寄らないよ
やっぱり意図的に寄せたって事やんな

バグってぶっ壊れたゲーム世界という体なら面白そうではある
ただどういう変化するか読めんから即死トラップだらけみたいになりそうw

これ生成AIつーより自動生成つうかランダム生成じゃね。生成AIここまでリアルタイムに生成出来ないと思うよ

去年はパクリこそゲームを進化させるとか言ってたのに急にどうしちゃったの?

おまゆう

なんか前と言ってる事逆転してない?

ポケットペアは生成AI使用疑惑をちゃんと否定してるぞ

GAME速AI分析:問題は「AIを使ったか」だけではなくなっている

今回の反応が複雑になっている理由は、「生成AIゲームへの評価」と「パルワールドをめぐる過去の疑惑」という別の問題が重なっているためでしょう。

生成AIによってゲーム画面を作れることと、そのゲームにルールや駆け引き、プレイヤーが理解できるゲームメカニクスが存在することは別問題です。

映像として驚くようなものを生成できても、プレイヤーの行動に対して一貫したルールが存在しなければ、ゲームとしての面白さにつながるとは限りません。Buckley氏の批判も、この部分を問題視したものと考えられます。

一方で、生成AIには開発工程を効率化できる可能性があります。プログラム作成の補助、アイデア整理、試作品の作成など、利用する工程によって権利面や品質面のリスクも大きく異なります。

そのため今後は「生成AIを使ったゲームかどうか」だけではなく、「どの工程で使ったのか」「使用した素材や学習データの権利関係はどうなっているのか」「生成結果を人間が確認しているのか」といった部分も重要になりそうです。

まとめ

ポケットペアのJohn “Bucky” Buckley氏は、生成AIによって作られたゲーム映像について、ゲームメカニクスとして成立するのかという観点から強く批判しました。

『パルワールド』自身も過去に生成AI使用疑惑を向けられましたが、ポケットペア側はこれを否定しています。

さらにPocketpair Publishingでは生成AIを使用したゲームを扱わない方針も示されており、同社の生成AIに対する慎重な姿勢は現在まで続いています。

生成AIの利用がゲーム開発にも広がるなか、単純な「AI賛成・反対」だけではなく、利用範囲や権利関係、品質管理をどのように定めるのかが今後さらに重要になりそうです。

管理人コメント

私はゲーム開発に生成AIを使うこと自体は、全然ありだと思っています。

うまく活用すれば開発費や開発時間の節約になりますし、その分をゲームの作り込みに回せるなら、むしろメリットも大きいと思います。

問題なのは「AIを使ったかどうか」ではなく、「何に、どう使ったのか」じゃないでしょうか。

特に画像生成なら、何を学習させたのかという権利関係の問題があります。それに、例えば歴史物の背景に現代の信号機が映り込んでいたりしたら、「生成したものを誰もチェックしてないの?」という話になりますよね。

だからこそ、会社として生成AIをどこまで使うのか、きちんとルールを明文化しておくことも大切だと思います。

例えば「イラスト生成には使わないけど、プログラムの補助には使っていい」とか、何でも禁止、何でもOKではなく、用途ごとに線引きをする。

生成AIを使うことそのものより、権利関係を整理して、用途を決めて、最後は人間がちゃんとチェックする。私はそこが一番大事だと思います。

情報元

生成AIゲームに対するJohn “Bucky” Buckley氏の発言を扱った記事
IGN:Palworld Communications Director Speaks on Generative AI Controversy
WIRED:文化はマッシュアップによって発展していく ポケットペア 溝部拓郎

引用元:5ちゃんねる
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1761390443/

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