PS3とWiiはもうレトロゲーム?『ゲームセンターCX』でついに解禁、5chで議論

ゲーム総合

2006年に発売されたPlayStation 3とWiiが、2026年でついに20周年を迎えました。

これを受けて「ゲームセンターCX」では、PS3とWiiを番組の挑戦対象として解禁するかを議論。公式YouTubeチャンネルで生配信まで行われ、「PS3やWiiをもうレトロゲームと呼んでいいのか?」という話題が注目を集めました。

発売から20年という年数だけを考えれば、十分に「昔のゲーム機」です。

ところが実際のゲーム画面を見ると、ファミコンやスーパーファミコンほど分かりやすい「レトロ感」がないのも事実。

5chでも「20年前なら十分レトロ」という意見と、「今のゲームとそこまで変わって見えない」という意見に分かれ、ゲームにおける“レトロ”とは何なのか議論になっています。

ゲームセンターCXでPS3とWiiがついに解禁

「ゲームセンターCX」では、これまで原則として発売から20年以上経過したハードのゲームを挑戦対象として扱ってきました。

2006年発売のWiiとPS3は2026年で20周年を迎え、この基準では解禁対象となります。

しかし番組側でも「本当にもうレトロゲームと呼んでいいのか?」という疑問が生まれ、スタッフによる定例会議や生配信を通じて議論されることになりました。

生配信では『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『Wii Fit』『オプーナ』『Demon’s Souls』『rain』などを実際にプレイ。

視聴者の意見も交えながら検討した結果、有野課長が最終的に「解禁」を選択し、PS3とWiiがゲームセンターCXの挑戦対象に加わることになりました。

ただし、これは「PS3とWiiは客観的にレトロゲームである」とゲーム業界全体で定義されたという話ではありません。

あくまでゲームセンターCXが採用してきた「発売から20年」という番組上の基準と、今回の議論を経て解禁されたものです。

5chでは「20年前なら十分レトロ」の声

5chでは、発売から経過した年月を考えれば、PS3とWiiをレトロゲームと呼んでも不思議ではないという意見が出ています。

「年数から考えたら『PS3時代から見たファミコン』と同じだから十分レトロゲー」

確かに20年という時間だけを基準にすれば、PS3やWiiが発売された当時から見た20年前も、すでにファミコン時代まで遡ることになります。

自分が子どもの頃や若い頃に遊んでいたゲーム機ほど「そんなに昔ではない」と感じてしまいますが、若い世代から見ればPS3やWiiは、生まれる前や幼少期のハードというケースも珍しくありません。

「でもレトロゲームに見えない」という違和感

一方で5chでは、単純な経過年数だけではレトロゲームと感じにくいという意見も見られました。

その理由として挙げられたのが、ゲームの進化の見え方です。

「ファミコン→PS3の20年間に比べ、PS3→PS5の20年間は全然ゲームが進化してないから20年の重みが感じられない」

ファミコン時代からPS3世代までを比較すると、2D中心だったゲーム表現から本格的な3Dゲームへ移行し、映像、音声、ゲーム容量、オンライン機能など、見た目にも分かりやすい大きな変化がありました。

それに対してPS3世代では、すでにHD画質の3Dゲームやオンラインプレイ、大規模なオープンワールドなど、現在にもつながるゲームの基本的な形が成立していました。

そのため最新ゲームと比較すれば技術的な差は大きくても、画面を見た瞬間に「まったく別時代のゲームだ」と感じるほどの違いは小さくなっているのかもしれません。

それでも遊んでみると古さは感じる?

一方、見た目だけではなく実際の操作性やゲームデザインを比較すれば、PS3やWii世代にも十分な古さを感じるという意見もあります。

現在では一般的になったUI設計、操作方法、ロード時間、セーブやチェックポイント、アクセシビリティなどは、この20年間で少しずつ改善されてきました。

グラフィックだけを見ると意外に現代的でも、久しぶりに実機で遊ぶと「こんな操作だったっけ?」と感じる作品があるのも、PS3やWiiがレトロゲームになりつつある証拠なのかもしれません。

『GTA5』も元をたどればPS3のゲーム

PS3世代を「それほど昔に感じない」象徴的な作品のひとつが『Grand Theft Auto V(GTA5)』です。

『GTA5』は2013年にPS3とXbox 360向けに登場し、その後PS4、Xbox One、PS5、Xbox Series X|S、PCへと展開されてきました。

現在まで続く作品であるため現代のゲームという印象も強いですが、その出発点はPS3・Xbox 360世代です。

こうした長寿タイトルの存在も、「PS3=レトロゲーム」という言葉に違和感を覚える理由のひとつでしょう。

GAME速AI分析

PS3とWiiをレトロゲームと呼べるかという議論が面白いのは、「レトロ」という言葉に明確な共通基準が存在しないことです。

発売からの経過年数だけを見るなら、20年という期間は十分に長く、PS3とWiiをレトロゲーム機と呼ぶことに大きな違和感はありません。

しかし、人がゲームを「古い」と認識する要素は年数だけではありません。

ファミコンからPlayStation、そしてPS2やPS3へと進んだ時代には、2Dから3Dへの移行やポリゴン表現の進化など、世代が変わるたびに見た目にも大きな変化がありました。

一方、PS3世代になると現代的な3Dゲームの基礎はかなり完成しています。

キャラクターを三人称視点で操作するアクション、巨大なオープンワールド、オンラインマルチプレイ、HD映像といった現在でも一般的なゲームデザインがすでに存在していました。

その後の進化が止まったわけではありません。解像度やフレームレート、物理演算、ロード時間、描画密度、オンライン機能などは大幅に進歩しています。

ただ、その進化が「ゲームそのものの形を別物にする変化」よりも、「すでに成立した形を高品質にする進化」へ移ってきたため、PS3世代を視覚的に古く感じにくいのではないでしょうか。

さらにレトロという感覚には、プレイヤー自身の年齢や体験も影響します。

発売当時をリアルタイムで知っている人にとっては「少し前のゲーム機」でも、その時代を知らない世代から見れば十分に昔のハードです。

そう考えると、PS3とWiiの20周年は「レトロゲームの定義」が変わったというより、現代的なゲームの原型がすでに20年前から存在していたことを実感させる節目なのかもしれません。

まとめ

2006年に発売されたPS3とWiiは2026年で20周年を迎え、「ゲームセンターCX」でも番組の挑戦対象として正式に解禁されました。

年数を基準にすればレトロゲームと呼んでも不思議ではありませんが、5chでは「今のゲームとの違いが小さく、レトロに感じない」という声もあります。

映像、操作性、ゲームデザイン、そしてプレイヤー自身の思い出。何を基準にするかによって、「レトロゲーム」という言葉の境界線は大きく変わりそうです。

PS3とWiiがその議論の対象になること自体、ゲームの歴史がそれだけ長くなった証拠なのかもしれません。

管理人コメント

年数だけで考えれば、PS3もWiiももうレトロゲームと呼んでいいんでしょうね。発売から20年ですから。

ただ、実際にゲームの映像を見ると「これがレトロゲーム?」って感覚もあります。

ファミコンやスーファミのゲームなら見た瞬間に「昔のゲームだな」と分かるんですが、PS3あたりまで来ると今のゲームと地続きに見えるんですよね。

そう考えると、この20年ってゲームが思っていたほど劇的には変わってないんだなとも感じます。

だって『GTA5』だって元々PS3のゲームですからね(笑)。今でも現役感のあるゲームが「レトロハード」で生まれた作品だと考えると、なんとも不思議な感じです。

Wiiにも思い出があって、『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』を遊んでいたんですが、Wiiリモコンをぶん回しすぎて腱鞘炎を悪化させた記憶があります(笑)。

そういう自分の記憶ではまだそんなに昔という感じがしないのに、もうレトロゲームとして扱われる時代になったんですね……。

結局「レトロゲーム」って、発売から何年経ったかだけじゃなく、映像やゲームデザイン、そして遊んだ人自身の記憶によっても感覚がかなり変わる言葉なのかもしれません。

情報元

ゲームセンターCX公式YouTube「Wii&PS3解禁!?生配信」

4Gamer:ゲームセンターCX、WiiおよびPS3をレトロゲームとして取り扱い解禁

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