Switch 2版『サイバーパンク2077』ロード30秒は遅い? 発売後の評価で答え合わせ

サイバーパンク2077

2025年5月、Nintendo Switch 2版『サイバーパンク2077』の発売を前に、「携帯モードでの初期ロードが体感30秒ちょっと」という試遊レポートが話題になりました。

当時のGAME速でも「ロード30秒」という数字を取り上げ、5chでは「長い」「いや、このゲームなら十分速い」と意見が分かれていました。

しかし元になった試遊記事を確認すると、実際にはロード時間を批判した内容ではありません。むしろ大規模なオープンワールドゲームを携帯モードで動かしながら、このロード時間に収まっていることを高く評価する内容でした。

その後、Switch 2版は実際に発売されています。

では「ロード30秒」は本当に問題だったのでしょうか。発売前の5chの反応と、発売後に判明した実際のプレイ環境を振り返ります。

発売前に話題になった「体感30秒ちょっと」

話題のきっかけとなったのは、発売前のNintendo Switch 2版を試遊した電ファミニコゲーマーの記事です。

携帯モードで別のセーブデータを読み込んだ際、厳密な計測ではないものの、初期ロードは「体感では30秒ちょっと」だったと報告されました。

数字だけを見ると長く感じますが、記事では、多数のオブジェクトやNPCが存在する広大なオープンワールドを読み込むゲームであることを踏まえ、むしろSwitch 2版のロード速度を肯定的に評価しています。

ところが5chでは「30秒」という数字そのものが注目され、さまざまな反応が出ました。

5chでは「30秒は長い?短い?」と議論

まず目立ったのが、「体感」という測定方法そのものへのツッコミです。

「体感で30秒の意味が分からん
そんなもん体感で記事書くなや」

一方、オープンワールドゲームの最初の読み込みであれば、それほど問題ではないという意見もありました。

「既に1で書いてるがオープンワールドゲーの起動時であれば問題は無いわな」

「携帯モードで体感30秒って充分はやい気がする」

『サイバーパンク2077』は一度ナイトシティを読み込んでしまえば、通常の移動では広大なマップをシームレスに探索できます。

そのため、ロード時間の数字だけではなく「どの場面で発生する30秒なのか」を見るべきだという反応も出ていました。

発売後に実際のロード時間を検証すると?

Switch 2版『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』は2025年6月5日に発売されました。

発売後にファミ通が実機で検証した記事では、ファストトラベル時のロード時間について、携帯モードで約16秒、テレビモードでは約10秒と報告されています。

もちろん発売前に話題となった「別のセーブデータを読み込む初期ロード」とファストトラベルでは条件が異なるため、単純に30秒から16秒へ短縮されたという意味ではありません。

それでも、実際のゲームプレイで頻繁に30秒待たされ続けるような仕様ではないことは分かります。

Switch 2版は30fpsと40fpsの2モードを搭載

Switch 2版には、画質を重視するクオリティモードと、フレームレートを重視するパフォーマンスモードが用意されています。

クオリティモードは最大30fps、パフォーマンスモードは最大40fpsをターゲットとしています。

発売後の技術検証では、本編の多くの場面では30fpsのクオリティモードが比較的安定している一方、高負荷な場面ではフレームレートが低下するケースも確認されています。

特に大型拡張パック「仮初めの自由」は負荷が高く、本編以上にパフォーマンスが厳しくなる場面があります。

そのため「どんな場面でも完璧に動く移植」とまでは言えませんが、『サイバーパンク2077』という重量級タイトルを携帯可能なSwitch 2でプレイできる移植としては、かなり興味深い仕上がりになっています。

「ロード30秒」だけを切り取ると印象が変わる

今回の話題で重要なのは、数字だけを切り取ることで元記事とは違う印象になってしまったことです。

「Switch 2版サイバーパンク2077、ロード30秒」とだけ聞けば、ロードの長いゲームという印象を受けるかもしれません。

しかし元の記事では、巨大なオープンワールドを携帯モードで読み込むことを考えれば「かなり頑張っている」という文脈で紹介されていました。

さらに発売後の検証を見ると、ファストトラベルではより短いロード時間も確認されています。

当時の「30秒」という数字は、Switch 2版全体の快適性を判断する材料のひとつではあっても、それだけで移植の出来を判断できる数字ではなかったと言えそうです。

GAME速AI分析

ゲーム機の性能比較では、解像度、フレームレート、ロード時間といった分かりやすい数字が注目されやすい傾向があります。

しかしゲーム体験への影響を考える場合、「何秒か」だけでなく「その待ち時間がどのくらいの頻度で発生するのか」まで見る必要があります。

例えば30秒のロードが数分おきに発生するゲームと、ゲーム開始時に一度発生して、その後は広大なマップをシームレスに探索できるゲームでは、同じ30秒でもプレイヤーが受けるストレスは大きく異なります。

Switch 2版『サイバーパンク2077』の場合、より興味深いのはロード時間そのものより、ナイトシティという大量のデータを常時ストリーミングするオープンワールドを携帯可能なハードへどう移植したかでしょう。

発売後の技術検証を見ると、負荷の高い場面や「仮初めの自由」では性能上の限界も見えます。一方、本編の多くの場面では30fpsを狙ったゲームプレイが成立しており、ストレージの高速化によって旧世代機よりワールド内のアセット読み込みが改善している部分もあります。

つまりSwitch 2版は、高性能PCや据え置き型の上位ハードと同じ体験をそのまま再現することより、「どこまで品質を維持しながら携帯可能にできるか」という最適化のバランスに価値がある移植と考えられます。

発売前に注目された「体感30秒」という数字も、発売後の実際のゲーム全体を見れば、移植の良し悪しを決定づけるほど大きな問題ではなかったと言えそうです。

まとめ

発売前に話題になったSwitch 2版『サイバーパンク2077』の「初期ロード体感30秒ちょっと」。

数字だけを見ると長く感じますが、元の試遊記事ではむしろ、大規模なオープンワールドを携帯モードで動かしたうえでのロード速度を肯定的に評価していました。

発売後には、ファストトラベルで携帯モード約16秒、テレビモード約10秒という検証例も登場しています。

もちろん負荷の高い場面などSwitch 2の性能的な限界が見える部分もありますが、「ロード30秒」という数字だけで【悲報】と判断するには、少々早すぎた話題だったのかもしれません。

管理人コメント

私も30秒と聞くと、さすがに「ちょっと長いかな?」とは思います。

ただ、『サイバーパンク2077』はPCでもスペックやストレージ環境によって起動やロードに時間がかかることがありますし、そもそもかなり重いゲームです。

それを考えると、Switch 2の携帯モードで動かしていて、ゲーム開始時の初回ロードが30秒程度という話なら、むしろ頑張っている方なんじゃないかなと思います。

これがエリアを移動するたびに30秒待たされるとか、頻繁にロードが入るゲームだったらかなり気になりますけど、最初に読み込んでしまえば普通に遊べるのであれば、私はそこまで大きなマイナスには感じません。

『サイバーパンク2077』みたいなゲームが携帯機で普通に動いていることを考えると、ロード時間だけ切り取って「遅い」と評価するより、実際のプレイ中にどれくらい快適なのかを見る方が大事だと思います。

情報元

5ch:Switch 2版『サイバーパンク2077』ロード時間についてのスレッド

電ファミニコゲーマー:Nintendo Switch 2版『サイバーパンク2077』試遊記事

ファミ通.com:Switch 2版『サイバーパンク2077』プレイレポート

Digital Foundry:Cyberpunk 2077 Switch 2 技術検証

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