2026年9月15日にPS5向けに発売された『Marvel’s Wolverine』。
発売後、海外レビュー集積サイトMetacriticのユーザースコアを巡って5chで議論が起きています。
批評家によるメタスコアは70点台。一方、Metacriticのユーザースコアは6点台で推移し、スレでは「不自然な低評価が入っているのではないか」という声まで登場しました。
ところが、PlayStation Storeを見ると購入・所有しているユーザーからの評価は★4.8を超える高水準。
同じゲームなのに、なぜここまで評価が違うのでしょうか。
5chで浮上した「レビュー爆撃」疑惑とともに、それぞれの評価が意味するものを見ていきます。
『Marvel’s Wolverine』の評価を巡って議論
『Marvel’s Wolverine』は、Insomniac Gamesが開発したウルヴァリンを主人公とするPS5向けアクションゲームです。
発売後、Metacriticでは批評家による評価が70点台となり、圧倒的な高評価というよりは、評価点と課題の両方が指摘される結果となりました。
さらに5chで注目されたのが、Metacriticに投稿されたユーザーレビューです。
スレッドではユーザースコアが6点台となっていることについて、「低評価レビューが意図的に投稿されているのではないか」という疑惑が持ち上がりました。
5chでは「0点爆撃では?」との指摘
スレッドでは、一部のレビューユーザーの投稿履歴を確認したという人物から、次のような指摘が出ています。
「0点爆撃してるアカウントに飛んでみると アカウント作って早々ウルヴァリンに0点つけてその後任天堂のゲームに10点や9点をつけてる 不自然なアカウントが多数」
ただし、これは5ch投稿者による主張です。
この投稿だけを根拠として、『Marvel’s Wolverine』に対する組織的なレビュー爆撃や低評価工作が行われていると断定することはできません。
スレッド内でも、この説そのものに根拠が不足しているのではないかという反論が出ています。
「このスレってエビデンスも根拠もない 鴨鴨返しのためのデマだよな」
極端な0点評価が存在することと、それによって全体のユーザースコアが不当に操作されていることは別問題として考える必要があります。
「6点台ならメディア評価と近い」という見方も
一方で、現在のユーザースコアそのものは批評家による評価から極端に離れているわけではない、という意見もあります。
「メディア77 ユーザー6.5 両方ともなんとなく一致してる 珍しいパターンやな」
100点満点と10点満点という違いはありますが、単純に数値だけを比較すれば、どちらも極端な高評価・低評価ではないという見方です。
「大手が6点出しまくってて、そっちにユーザースコアも近いってのが答えよなw」
つまりスレッドでも、「6点台なのはレビュー爆撃が原因だ」という意見だけでなく、「ゲーム自体への評価がその程度なのではないか」という意見がぶつかっています。
ところがPS Storeでは★4.8超え
ここで興味深いのがPlayStation Storeでの評価です。
2026年9月18日時点、日本のPlayStation Storeでは『Marvel’s Wolverine』が★4.8を超える高い評価となっています。
PlayStation Storeでは、そのゲームまたはアイテムの確認済み所有者による評価として表示されています。
Metacriticのユーザースコアと比較すると、かなり大きな差です。
ただし、この二つをそのまま比較して「PS Storeが正しい」「Metacriticが間違っている」と判断することもできません。
そもそも評価を投稿するユーザーの条件や母集団、採点方法が異なるからです。
同じゲームでも「誰が評価するか」で点数は変わる
ゲームのユーザー評価を考えるうえで重要なのが、そのゲームを評価している人たちがどのような層なのかという点です。
PlayStation Storeで実際にゲームを所有しているユーザーには、発売前から『Marvel’s Wolverine』を楽しみにして購入した人や、ウルヴァリンというキャラクターが好きな人も含まれます。
こうしたユーザーにとっては、キャラクターの再現、アクション、演出なども作品への満足度を左右する重要な要素になります。
一方、より広いユーザーが投稿できるレビューサイトでは、キャラクターへの思い入れよりも、一つのアクションゲームとしてゲームシステムやボリューム、構成などを評価するユーザーもいるでしょう。
評価するユーザー層が違えば、同じ作品でも平均点に差が生まれる可能性があります。
極端な0点・10点レビューはどう見るべき?
ユーザーレビューでは、0点や満点といった極端な評価が注目されやすくなります。
しかし、それだけを見て作品全体の評価を判断するのは危険です。
非常に不満を持ったユーザーが0点を付けることもあれば、作品やキャラクターの熱心なファンが満点を付けることもあります。
重要なのは極端なレビューの存在だけではなく、レビュー全体の分布や投稿数、具体的に何が評価・批判されているのかを見ることでしょう。
今回の『Marvel’s Wolverine』についても、「0点を付けるアカウントがある」というだけでは、ユーザースコア全体が工作によって形成されたとは判断できません。
GAME速AI分析
今回の評価差は、ユーザースコアを見るときに「数字そのもの」だけではなく、「誰が評価している数字なのか」を確認する重要性を示しています。
ゲームの評価には、ゲームシステムや技術的完成度だけでなく、シリーズやキャラクターへの期待値も影響します。
特に『Marvel’s Wolverine』のように世界的に知られたキャラクターを扱う作品では、ウルヴァリンを操作できること自体に大きな価値を感じるユーザーと、純粋なアクションゲームとして評価するユーザーでは採点基準が異なる可能性があります。
さらにMetacriticとPlayStation Storeでは、評価システムや参加するユーザーの条件も同一ではありません。
そのため、Metacriticの6点台とPlayStation Storeの★4.8超えが同時に存在すること自体は、必ずしも矛盾ではありません。
また、レビュー爆撃を疑う場合には慎重さも必要です。
不自然に見える個別アカウントが存在したとしても、それだけで平均スコア全体への影響や組織的な行為まで証明できるわけではありません。
逆に、極端な高評価についても同じことが言えます。
ユーザースコアを参考にする場合は平均点だけを見るのではなく、評価しているユーザーの条件、レビュー件数、具体的な評価理由など複数の情報を組み合わせる方が、ゲームの実像を捉えやすいでしょう。
まとめ
『Marvel’s Wolverine』を巡っては、Metacriticのユーザースコアが6点台となったことで、5chでレビュー爆撃を疑う声が上がりました。
しかし、その疑惑を裏付ける十分な証拠が確認されているわけではなく、スレッド内でも疑問視する意見が出ています。
一方、PlayStation Storeでは確認済み所有者から★4.8を超える高評価を獲得しており、Metacriticとは大きな差があります。
この違いは単純にどちらかが間違っていると考えるのではなく、評価方法やユーザー層の違いも含めて見る必要があります。
レビューサイトの点数は便利な指標ですが、一つの数字だけでゲームの評価すべてを判断するのは難しそうです。
管理人コメント
私はMetacriticのユーザースコアも比較的参考にしています。もちろん極端な0点や10点が混ざることはあるでしょうけど、それだけで全体の評価まで信用できないとは思っていません。
今回もPS Storeではかなり高評価なのに、Metacriticのユーザースコアは6点台。この差は単純に「どちらかがおかしい」という話でもない気がするんですよね。
例えばウルヴァリンが大好きな人なら、ウルヴァリンを操作して暴れられるだけでもかなり楽しいと思うんですよw キャラクターの再現や演出も含めて評価するでしょうし、それだけ満足度も上がりやすい。
逆にそこまでウルヴァリンに思い入れがない人なら、「ウルヴァリンのゲーム」としてではなく、純粋に一本のアクションゲームとして面白いのかを見るはずです。
そう考えると、ファンが多く集まりやすい場所では★4.8、もっと幅広いユーザーが評価する場所では6.5という結果になっても、そこまで不思議ではないのかなと思います。
レビューを見るときは点数だけじゃなく、「誰が、何を基準に評価しているのか」まで考えた方がよさそうですね。
情報元
Metacritic – Marvel’s Wolverine
PlayStation Store – Marvel’s Wolverine
5ch – 元スレッド



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