ゲームメディアにもレイオフの波…IGN・Kotakuで相次ぐ人員削減、5chでは「朗報」の声も

ゲーム総合

ゲーム業界で相次いでいたレイオフの波は、ゲームを作る側だけでなく、それを報じるゲームメディアにも及んでいました。

2024年末には、海外大手ゲームメディアのIGNやGamesIndustry.bizでベテランスタッフが相次いで離職。Kotakuでも人員削減や編集体制の変化が報じられています。

一方、当時の5chではこのニュースに対して心配する声だけでなく、「朗報では?」とゲームメディアそのものに厳しい反応を示すユーザーもいました。

なぜゲームメディアまで苦しくなっていたのか。そして、公式やSNS、動画配信などから直接情報を得られる現在、ゲームメディアにはどんな役割が求められているのでしょうか。

IGNやGamesIndustry.bizでベテランスタッフが離職

2024年末、IGNやGamesIndustry.bizなどを傘下に持つZiff Davis系列のゲームメディアで、人員の縮小が表面化しました。

海外メディアAftermathの報道によると、Ziff Davisは2024年秋に一部の従業員へ自主退職の提案を行いました。

IGNでは複数のスタッフが離職し、シニアニュースエディターを務めていたAlex Stedman氏も2024年12月にIGNを退職したことを明らかにしています。

GamesIndustry.bizでも複数のスタッフが離れ、編集体制が大きく縮小しました。

元記事で紹介されていたAUTOMATONも、こうした海外ゲームメディアの人員減少について報じています。

Kotakuでも人員削減と編集方針をめぐる動き

同じ2024年には、海外ゲームメディアKotakuでも大きな変化がありました。

Aftermathによると、2024年11月にKotakuではライター2人がレイオフされ、シニアエディターのAlyssa Mercante氏も退職しました。

さらに同年3月には、当時の編集長Jen Glennon氏が退任。報道では、ニュース記事よりもゲーム攻略記事を増やすという運営側の方針をめぐって対立があったとされています。

単純な人員削減だけではなく、「ゲームメディアがどんな記事を作れば収益を維持できるのか」という問題も浮かび上がっていました。

ネット上の反応

当時の5chでは、ゲームメディアのレイオフを心配するよりも、既存メディアへの不信感を示す書き込みが目立ちました。

2:
朗報なんだよなぁ

11:
良いことじゃねーよ
提灯が増えるだけ

17:
元々はどこからの収入でやれてたんだろうな

18:
そもそもゲームメディアなんてゲーオタしか見ないし太鼓持ちだと知ってるから問題なし

24:
そういえばPS5発売前に電撃PSが休刊したよな
ファミ通は大丈夫そ?

25:
いまの時代は何か書かれるたびどっちに転ぼうがゲーム会社にとって損しかないのが地獄よな
嘘八百並べられてたら数万の好評付いててもまったく売れん、インディーズもこれ
配信で確認が8割なんだからステマと認識された時点でトドメさされるも同じなのよ
ダイレクトじゃなく代理店に任せる宣伝形式はもう通用せんわこの時代

29:
ゲームメディアってPS持ち上げ任天堂ネガキャン記事書くやつがほとんどじゃん
任天堂の宣伝はニンテンドーダイレクトが最強だし要らないわそんな職業

54:
既に増える余地なんてないくらい提灯だらけだろ

引用元:https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1733900352/

GAME速AI分析:ゲームメディアは本当に必要なくなったのか?

今回の5chの反応で興味深いのは、レイオフそのものよりも「既存のゲームメディアを信用していない」という意見が多く見られる点です。

ただし、ここで分けて考える必要があります。

5chで書かれている「特定メーカーから金を受け取って記事を書いている」といった主張について、今回確認した情報から裏付けることはできません。そのため、これらはあくまで当時の掲示板利用者による意見として見るべきでしょう。

一方で、ゲーム情報を取り巻く環境が大きく変わったことは確かです。

かつて新作ゲームの情報を知るにはゲーム雑誌や専門サイトが重要な入口でしたが、現在はメーカー自身がYouTubeやSNS、公式配信などを通じてユーザーへ直接情報を届けられます。

さらに実況動画やライブ配信、ユーザーレビューなどによって、購入前に実際のゲーム内容を確認することも容易になりました。

そうなると、ゲームメディアが公式発表をそのまま記事にするだけでは、ユーザーがわざわざそのメディアを経由する理由は弱くなります。

その一方で、企業への取材、複数の情報源を使った検証、開発者へのインタビュー、業界動向の分析などは、公式発表やSNSだけでは代替しにくい仕事です。

ゲームメディアが不要になったというより、インターネットやSNSの普及によって「ゲームメディアでなければ提供できない価値」が以前より強く求められるようになったと考える方が近いのかもしれません。

まとめ

2024年にはIGN、GamesIndustry.biz、Kotakuなど海外ゲームメディアで人員削減やスタッフの離職が相次ぎました。

背景には各社それぞれの事情がありますが、同時にゲーム情報を届ける環境そのものも大きく変化しています。

公式配信、YouTube、SNS、ユーザーレビューなど選択肢が増えた現在、単純にニュースを転載・紹介するだけでは専門メディアの存在価値を示しにくくなっています。

しかし、独自取材や検証、インタビューなど専門メディアだからこそできる仕事まで必要なくなったわけではありません。

ゲームメディアのレイオフは単なる「ゲーム業界不況」の話だけではなく、ゲーム情報を誰が、どのように届けるのかという変化を象徴する出来事ともいえそうです。

管理人コメント

私はゲームメディア自体は必要だと思っています。

ただ、特定のメーカーに忖度したり、都合の悪い部分には触れずに持ち上げるだけになってしまったら、それはもうメディアというよりメーカーの広報誌では?と思ってしまいます。

実際、ゲームメディアの記事やレビューを見ていて「さすがにこれはどうなんだ?」と感じる意見が出てくることもありますし、そういう積み重ねが読者からの不信感につながっている部分もあるんじゃないでしょうか。

今は公式が直接情報を発信できますし、YouTubeやSNS、ユーザーレビューなど、プレイヤー側にも情報を得る手段がたくさんあります。

だからこそゲームメディアには、公式発表をそのまま伝えるだけではない役割が必要だと思います。

今までと同じあり方を続けて読者から信用されなくなれば、レイオフのニュースが出ても心配されるどころか「朗報」なんてネタにされるだけですからねw

ゲームメディアがなくなってほしいわけではなく、「このメディアの記事なら読んでみよう」と思われる存在になってほしいですね。

情報元

コメント

タイトルとURLをコピーしました