「『ゼルダの伝説』をスクウェア・エニックスが作って、『ファイナルファンタジー』を任天堂が作ったらどうなる?」
そんな大胆な“メーカー交換”を想像した5chのスレッドが、2023年6月に話題になっていました。
一見すると完全なネタですが、ゲーム業界では他社との共同開発や、外部メーカーが有名IPの開発に携わること自体は珍しくありません。
実際、『ゼルダの伝説』シリーズにもカプコンが開発に関わった作品がありますし、任天堂と旧スクウェアが共同で生み出した『スーパーマリオRPG』という有名な例もあります。
では本当に、任天堂やモノリスソフトがFFを作ったり、スクエニがゼルダを作ったりしたら面白いのでしょうか。
「ゼルダをスクエニ、FFを任天堂が作ったら?」
スレッドが立った2023年6月は、『ファイナルファンタジーXVI』が発売された時期でもあります。
さらに直前のNintendo Directでは、1996年に発売された『スーパーマリオRPG』のリメイクも発表されていました。
任天堂とスクウェアには過去に『スーパーマリオRPG』を生み出した歴史があるため、「それならもっと大胆に、お互いの代表的なRPGを作ってみたら?」という発想が出てきたわけです。
もちろん、実際に任天堂がFF本編を開発したり、スクエニがゼルダ本編を開発したりするという発表があったわけではありません。
あくまでユーザーによる「もしも」の話です。
ネット上の反応
5:
仮に任天堂がFF17作るならモノリス主体になってゼノブレ4かクロス2になりそうだな
10:
ゲハのみんなには周知だろうが、昔カプコンに熱烈なゼルダファンがいて、任天堂に企画書を送り、カプコン中心で開発が行われたゼルダがある
その人は今は任天堂に移籍し、ブレワイやティアキンのディレクターを務めている
つまりスクエニ開発のゼルダも、本当にやりたいのならやれる可能性はあるんじゃないの
15:
スーパーマリオRPGで答え出てるじゃん
31:
どっちのファンにとっても苦痛なんじゃない?
スクウェアと任天堂(本体)って得意分野が真反対だと思うし
45:
実際のところ、任天堂というかモノリス高橋に土下座した方が全盛期のFFの空気は持ってこれるんじゃね
まあ任天堂にメリットはないし、モノリスにそんなリソース割く余裕もないんだが
53:
まあでもどんな面白いFFができるのかどんな酷いゼルダが出来るのか興味あるからやってみて欲しいw
56:
ストーリーとムービーから作るゼルダと
遊びから考えて最後にストーリー作るFFはどちらも気になるねw
65:
青沼氏がFF17を作るとどうなるかってのは見てみたい気がするね
おそらくは任天堂カラーをむやみに押し付ける事はせず
まず「往年のFFファンが新作FFに期待すること」を徹底的に研究して企画に盛り込むだろう
そして最初のトレーラーが発表されたときFFファンの多くが感極まって号泣する
引用元:https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1687609033/
実は「他社がゼルダを作る」ことには前例がある
レス10で触れられているように、『ゼルダの伝説』シリーズには任天堂以外の会社が開発に深く関わった前例があります。
カプコンは『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』や『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』などの開発に携わりました。
そして、その開発に参加していた藤林秀麿氏は後に任天堂へ移り、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』でディレクターを務めています。
つまり、「任天堂以外の開発者がゼルダを作る」という発想そのものは、シリーズの歴史から見ても完全な空想というわけではありません。
任天堂とスクウェアには『スーパーマリオRPG』もある
そして任天堂とスクウェアという組み合わせにも、有名な前例があります。
1996年にスーパーファミコンで発売された『スーパーマリオRPG』です。
任天堂を代表するマリオと、当時RPGで大きな存在感を持っていたスクウェアが組み合わさった作品でした。
さらに2023年にはNintendo Switch向けリメイク版が発表され、同年11月に発売されています。
そのため、「違う会社の得意分野を組み合わせたらどうなる?」という今回のテーマは、ゲーム史的にもなかなか面白い題材です。
では「任天堂がFF」を作ったらどうなる?
もちろん、任天堂がFFを作れば必ず面白くなるという保証はありません。
FFにはFFとして長年積み重ねてきた世界観やゲームデザインがあり、任天堂やモノリスソフトの作風をそのまま持ち込めばいいという単純な話でもないでしょう。
それでも興味深いのは、開発会社が変わることで「シリーズの当たり前」が見直される可能性です。
フィールド探索、成長システム、戦闘、ストーリーの見せ方など、別の開発チームが同じIPを扱えば、これまでとは違った答えが出てくる可能性があります。
特にモノリスソフトは『ゼノブレイド』シリーズを手掛ける一方、任天堂タイトルの開発にも協力してきました。
もしFFという題材を渡されたら何を残し、何を変えるのか。
実現可能性とは別に、ゲームファンとして想像してみたくなる組み合わせではあります。
逆に「スクエニがゼルダ」を作ったら?
こちらも同様に、スクエニがゼルダを作れば現在のゼルダとはかなり違った作品になる可能性があります。
ただし重要なのは、単に開発会社を交換することではありません。
ゼルダには「プレイヤー自身が試して発見する」「ゲームの仕組みそのものから遊びを作る」というシリーズ独自の設計があります。
別の会社が担当するとしても、その根幹をどう理解してゲームに落とし込むのかが重要になるでしょう。
逆に、従来のゼルダとはまったく違うスピンオフとして作るのであれば、別会社ならではの解釈が魅力になる可能性もあります。
GAME速AI分析:重要なのは会社名より「そのシリーズに何を求めているか」か
今回の議論で面白いのは、「どの会社が作れば面白くなるか」という話の裏側に、「自分はFFやゼルダの何が好きなのか」という問題があることです。
長期シリーズになるほど、ファンによって求めているものは違います。
FFならストーリーを重視する人もいれば、コマンドバトル、ジョブ、育成、探索、音楽、世界観などをシリーズらしさとして挙げる人もいるでしょう。
ゼルダについても、ダンジョン攻略を好む人と、近年の自由度の高い探索を好む人では、新作に求めるものが違います。
そのため「別の会社に作らせればシリーズが変わる」というだけでは、必ずしもユーザーが望む作品になるとは限りません。
むしろ長期シリーズだからこそ、ユーザーが何をシリーズの魅力だと感じているのかを継続的に調べ、それを新しいアイデアとどう組み合わせるかが重要なのかもしれません。
まとめ
「ゼルダをスクエニが作り、FFを任天堂が作ったら?」という大胆なアイデアから始まった今回の議論。
実際にこの2シリーズの開発会社を交換する計画があるわけではありませんが、他社との共同開発そのものには多数の前例があります。
ゼルダシリーズではカプコンが開発に携わった作品があり、任天堂と旧スクウェアには『スーパーマリオRPG』という代表的な共同作品もあります。
開発会社やスタッフが変われば、長年続いてきたシリーズを違う角度から見直すきっかけになる可能性はあります。
ただし、単に「有名メーカー同士を交換すれば面白くなる」というほどゲーム開発は単純ではありません。
シリーズの何を残し、何を変えるのか。
もし本当にこうした企画が実現するなら、その答えこそ一番気になるところですね。
管理人コメント
任天堂やモノリスソフトがFFを作るなら、私はちょっと興味ありますね!
FFというシリーズを別の会社が作ったらどうなるのか、単純に見てみたいです。
特にモノリスソフトがFFを作ったら、フィールドや探索、世界観なんかがどうなるのかはかなり気になります。
逆に「スクエニがゼルダを作ります!」と言われたら、今の私は最初に「完成まで何年かかるの?」って思っちゃうかもしれませんw
あとは「余計なことしないよね?」という心配もあるかな……w
もちろん、いつもとは違う会社や開発者が作ることで、今までになかった視点が入って新しい面白さが生まれる可能性はあると思います。
だから、こういうメーカー交換みたいな企画を完全に否定するつもりはないです。
ただ、それを本当にやるくらいなら、個人的にはユーザーアンケートを何度もやって、「今のFFに何を求めているのか」「昔のFFの何が好きだったのか」「逆に何を変えてほしいのか」を徹底的に調べて、それを新作に取り入れてみてほしいですね。
作る側が「次はこういうFFです!」と提示するのも大事だけど、長く続いているシリーズだからこそ、一度ユーザーがFFに何を求めているのか聞いてみるのも面白いんじゃないかな。
それで作ったFFがどれくらい売れるのか、私はそっちの方が見てみたいですw



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