ゲームハードを複数所有しているユーザーによる「Switch 2は任天堂作品、PS5 ProはAAAタイトル、PCはインディー作品」という使い分けが、5chで議論を呼んでいます。
現在はNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PCなど複数の選択肢がある一方、同じタイトルが複数のプラットフォームで発売されるケースも珍しくありません。
そんな中、「複数ハードを使い分ける意味はあるのか」「高性能PCがあるならAAAタイトルもPCで遊べばいいのでは」といった意見から、国内におけるサードパーティタイトルの販売動向まで、さまざまな議論が交わされています。
「Switch 2・PS5 Pro・PC」の使い分けが話題に
発端となったのは、複数のゲームハードを所有するユーザーによる使い分けについての投稿です。
そのユーザーは、Switch 2では任天堂作品、PS5 ProではAAAタイトル、PCではインディー作品などを遊ぶというスタイルを紹介していました。
これに対し5chでは、そもそも複数の高価なゲーム機を所有するユーザー自体が一般的ではないのではないか、という指摘が出ています。
「こういう人はまず「Xbox以外は全部持ってる」が相当な少数派でマニアで一般人からかけ離れていることを自覚しなければならない 大抵の人はゲームなんてスマホ+せいぜい1種類で、その1種類の座を争うんだよ ハードが高騰している今は尚更だ」
ゲームファンにとって複数ハードの所有は珍しくなくても、それを市場全体のユーザー像として考えていいのかは別問題です。
「高性能PCがあるならAAAもPCでいいのでは?」
特に多かったのが、高性能PCを所有しているにもかかわらず、AAAタイトルをPS5 Proで遊ぶという使い分けへの疑問です。
「PCをインディー限定にして、わざわざ低性能PS5でAAAやんの? おかしくね?」
「AAAもそのままPCでやれよw わざわざ低性能PS5で遊ぶ必要ないだろw」
元スレッドでは、同様の疑問を投げかけるレスも見られます。
「AAA遊ぶならスペックがより高いPCでよくね」
「なんでPCがインディだけなん? 低スペPCだから?」
もちろんPC版とコンソール版では最適化、操作環境、起動の手軽さなどが異なるため、単純に性能だけで選択が決まるわけではありません。
それでも高性能PCとPS5 Proの両方を所有する場合、対応タイトルが重なることから「どう使い分けるのか」という疑問が生まれるのは自然でしょう。
任天堂ハードでもサードタイトルは売れる?
議論はハードの使い分けだけでなく、国内におけるサードパーティタイトルの販売動向にも広がりました。
「国内でPSの方がサードのゲームが売れていたのは2019年までで それ以降は任天堂ハードの方がサードのゲームは売れている」
これは5ch投稿者による市場全体についての主張であり、すべてのサードタイトルについて一律に当てはまるものとして扱うことはできません。
一方、具体例として挙げられた『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』では、発売初週の国内パッケージ推定販売本数がNintendo Switch版70,367本、PS5版32,157本、PS4版12,367本でした。
このケースではSwitch版単体がPS5版とPS4版の合計44,524本を上回っています。ただし、これはあくまで発売初週のパッケージ版推定販売本数であり、ダウンロード販売を含めた累計販売本数の比較ではありません。
「ロマサガ2リベンジもswitch版は動作問題とか散々言われたのに結局switchの方が売れたんやで?しかもPSは4+5のスクラム組んで3万本差で負けてる」
なお、レスでは「3万本差」とされていますが、上記の初週パッケージ推定販売本数を基準に計算すると差は25,843本となります。
販売本数の数字をどう見るか
ゲーム市場ではパッケージ販売だけでなくダウンロード販売も拡大しており、どの数字を使って比較するかによって見え方が変わります。
「任天堂はダウンロード専売ソフトを販売本数にカウントしてないってほとんど知られてないよな カメレオンがいくら売れても決算の販売本数には全く影響しないのである」
任天堂が公開する主要タイトルの販売実績にはダウンロード版も含まれています。一方、決算資料などでは集計対象や定義が異なる場合があるため、異なる企業や資料の数字を単純比較する際には注意が必要です。
また、任天堂タイトルの強さそのものがサードタイトルの販売に影響するのではないかという見方もありました。
「任天堂はファーストソフトが強すぎてサードを買う優先順位が低いからや ファーストソフトがコンスタントに発売されるからお金がサードソフトまで回りにくいってのは決算からもあきらかやろ」
これについても個別タイトルやユーザー層によって状況は異なり、「任天堂タイトルが売れるほどサードが売れなくなる」という単純な関係として判断することはできません。
GAME速AI分析
今回の議論で最も重要なのは、「一人のゲームファンにとって最適なハード構成」と「ゲーム市場全体の動向」は分けて考える必要があるという点です。
複数のゲーム機と高性能PCを所有するユーザーなら、それぞれの特徴に合わせてタイトルを選択できます。しかし、多くのユーザーが同じ環境を用意するとは限りません。
また、PCとコンソールで同じAAAタイトルが発売される機会が増えるほど、「そのゲームを遊べるか」だけではハードを選ぶ理由になりにくくなります。
そこで重要になるのが、独占タイトル、価格、手軽さ、携帯性、オンライン環境、既存のゲームライブラリなど、それぞれのプラットフォーム固有の価値です。
特に高性能PCを所有しているユーザーの場合、PCとPlayStationやXboxで遊べるタイトルが重複するケースが多いため、追加でコンソールを購入する理由は以前より個人の利用環境や好みに左右されやすくなっています。
一方、Nintendo Switch 2には任天堂の自社タイトルという明確な特徴があります。そのため「任天堂タイトルを遊びたいからSwitch 2を持つ」という使い分けは、対応ソフトの違いという意味では分かりやすい選択です。
今後のゲームハード競争では、単純な性能比較だけでなく「そのハードを追加で買う理由をどれだけ作れるか」が、これまで以上に重要になりそうです。
まとめ
「Switch 2では任天堂作品、PS5 ProではAAAタイトル、PCではインディー作品」というユーザーの使い分けをきっかけに、5chでは現在のゲームハードの役割について議論が起きました。
特に、高性能PCを所有している場合にAAAタイトルをPS5 Proで遊ぶ理由について疑問を持つ声が多く、PCとコンソールの役割が以前より重なっていることが浮き彫りになっています。
一方で、性能だけでゲーム環境が決まるわけではなく、独占タイトルや手軽さ、価格など、ユーザーが何を重視するかによって最適な選択は変わります。
結局のところ「どのハードが正解か」ではなく、自分が遊びたいゲームを最も遊びやすい環境で楽しめるかが重要なのかもしれません。
管理人コメント
私は「ハードをどう使い分けるか」というより、正直1機種で済むならそれに越したことはないと思っています。
ゲームを遊ぶために何台もハードを用意して、タイトルによって「これはSwitch 2」「これはPS5 Pro」「これはPC」と使い分けるのは、個人的にはちょっと面倒です。
特に高性能なゲーミングPCを持っているなら、任天堂のゲームに興味がない人はかなりのタイトルをPCだけで遊べます。そうなると、さらにPS5 ProやXboxまで買う必要性はかなり薄くなると思います。
もちろん任天堂のゲームが遊びたいならSwitch 2を買う理由はありますし、コンソールの手軽さが好きだからPS5を選ぶという人もいるでしょう。そこは人それぞれです。
ただ、高性能PCを持っているのに「AAAはPS5 Pro、インディーはPC」と分けるのは、私ならやらないですね。AAAこそ高性能PCを持っているならPCで遊べばいいんじゃない?と思ってしまいます。
結局、理想は自分が遊びたいゲームを1台ですべて遊べることですね。ハードを何台も買わなくて済むなら、その方がお金も場所も取らなくて楽です(笑)。
情報元
5ちゃんねる:元スレッド
ファミ通.com:『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』発売初週販売データ
任天堂:主要タイトル販売実績



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