大手サードパーティのタイトルが任天堂ハードに発売されない、いわゆる「Switchハブ」を巡る議論が5chで話題になりました。
初代Nintendo Switchでは、本体の普及台数が非常に多い一方、『モンスターハンターワイルズ』や『ストリートファイター6』など、一部の大型タイトルが対応しない状況がありました。
しかし2026年現在、この状況は大きく変化しています。
Nintendo Switch 2はすでに2025年6月5日に発売され、『ストリートファイター6』は本体発売と同時にSwitch 2へ登場。さらにカプコンは2026年9月10日、『モンスターハンターワイルズ』Switch 2版を2026年12月4日に発売すると正式発表しました。
かつて語られていた「Switchハブ」は、Switch 2の登場によってどこまで変わったのでしょうか。
初代Switchでは大型タイトルが出ないケースも
初代Nintendo Switchは世界的に普及したハードでしたが、世代が進むにつれてPS5、Xbox Series X|S、PCを中心に展開される大型タイトルも目立つようになりました。
5chでは、こうした状況について「普及台数が多くても、すべての大型タイトルがSwitchへ出るわけではない」という議論が繰り返されてきました。
「雑魚携帯機ハブのエルデンリングが1200万本売れてるし ドラクエ12も雑魚携帯機ハブでも問題なくね?」
表現はかなり攻撃的ですが、ここで語られているのは「すべてのプラットフォームへ展開しなくても、大型タイトルは十分な販売規模を狙える」という考え方です。
一方で、初代Switchで展開されなかったタイトルについては、単純なメーカーの好き嫌いではなく、ハード性能や移植・最適化に必要な開発コストなど複数の要因を考える必要があります。
Switch 2はすでに発売済み、状況は大きく変化
元スレッドではSwitch 2を巡る話題も多く見られますが、現在Nintendo Switch 2は「仮称」でも「将来登場する次世代機」でもありません。
任天堂はNintendo Switch 2を2025年6月5日に発売。発売後4日間で世界累計販売台数350万台を突破し、任天堂のゲーム専用機として発売後4日間の世界販売台数で過去最高を記録しました。
5chではSwitch 2でゲームを遊ぶこと自体について、こんな意見も出ています。
「俺は何度でもいうけど 絶対Switch2でゲーム遊んでる方が健康的だと思うぞ」
これに対して、ハード論争そのものを冷めた目で見る反応も。
「Switch2にソフト出るのがどんだけお前の人生に影響あんだよ笑」
掲示板ではどうしても「どのハードに出るか」がユーザー同士の対立材料になりがちですが、実際のメーカーは販売機会や開発コスト、ユーザー層などを踏まえてプラットフォームを選択しています。
『ストリートファイター6』はSwitch 2発売日に登場
初代Switchには発売されなかったカプコンの『ストリートファイター6』も、Switch 2では状況が変わりました。
『ストリートファイター6 Years 1-2 ファイターズエディション』は2025年6月5日、Nintendo Switch 2本体と同日に発売されています。
ただし『ストリートファイター6』自体はPS5、PS4、Xbox Series X|S、PC向けに2023年6月2日に発売されているため、Switch 2版は約2年後の後発展開です。
カプコンはSwitch 2への展開について、マルチプラットフォーム戦略の一環としてユーザー層の最大化を図る狙いを説明しています。
『モンハンワイルズ』も2026年12月にSwitch 2へ
そして『モンスターハンターワイルズ』についても状況が変わりました。
『モンスターハンターワイルズ』は2025年2月28日にPS5、Xbox Series X|S、PC向けに発売されましたが、カプコンは2026年9月10日、Nintendo Switch 2版を2026年12月4日に発売すると正式発表しました。
さらに大型拡張『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』についても、2027年にSwitch 2版を発売予定です。
カプコンは今回の発表でも、主要タイトルを複数のプラットフォームへ展開することでユーザー層を拡大し、販売本数とブランド価値の最大化を目指す方針を示しています。
初代Switch時代には対応しなかった大型タイトルが、Switch 2では実際にラインナップへ加わっているわけです。
「Switchに出ない=メーカーが任天堂を避けている」とは限らない
元スレッドでは、各メーカーのプラットフォーム戦略についてさまざまな推測も飛び交いました。
「アトリエに至ってはニンダイが初報だったんだよね、何この中華臭いのはと思ったらアトリエだったっていう」
また、PlayStationを巡る話題に対して、ユーザー同士の立場そのものを疑問視するレスも。
「て言うか自称pcユーザーさんが ps5叩かれたりディスク廃止とかを滅茶苦茶気にしてるのは何故だろうか?」
メーカーの戦略そのものについて不安を示す意見もありました。
「最近は脱P以前に自分から味方を切り捨てるムーブし始めてるからマジでいよいよって感じ」
ただし、こうした「○○ハブ」「脱P」といった言葉だけでメーカーの戦略を説明するのは難しいでしょう。
実際、カプコンはSwitch 2への『ストリートファイター6』『モンスターハンターワイルズ』展開について、公式にマルチプラットフォーム戦略とユーザー層拡大を目的として説明しています。
GAME速AI分析
Switch 2の登場によって、初代Switch時代に見られたサードパーティ大型タイトルのプラットフォーム展開は確実に変化しています。
ここで重要なのは、「Switchが売れているのになぜ出さないのか」という普及台数だけの問題として考えないことです。
ゲームを別のハードへ展開するには、そのハード上で十分な品質を実現できる性能だけでなく、移植・最適化に必要な開発期間とコスト、それによって見込める販売本数なども考慮する必要があります。
初代Switchは非常に大きな市場を形成しましたが、PS5や高性能PCを前提として制作されたゲームを同等の設計のまま動かすことが難しいケースもありました。
Switch 2で処理性能やグラフィック性能が向上したことで、これまで技術的・商業的に難しかったタイトルについても、任天堂ハードへ展開できる選択肢が増えたと考えられます。
一方、今後注目したいのは「Switch 2版が発売されるか」だけではありません。
『ストリートファイター6』は他機種版から約2年、『モンスターハンターワイルズ』も他機種版から約1年9か月後のSwitch 2展開です。
後発移植の場合、すでに他機種で作品を購入したユーザーが存在する中で、新たな移植・最適化コストをかけてSwitch 2版を開発することになります。
そのため、本当の意味でSwitch 2が主要なマルチプラットフォームの一角として定着したかを見るには、後発移植の本数だけでなく、今後発売される新作が最初からSwitch 2を含めた同時マルチとして企画される割合にも注目する必要があります。
最初から複数ハードを想定して開発できれば、後から別ハードへ対応する場合とは開発計画も変わります。Switch 2の普及が進み、サードパーティにとって十分な市場規模が形成されれば、「Switch 2版を後から追加する」段階から「最初からSwitch 2を含めて発売する」段階へ移行するタイトルが増える可能性があります。
初代Switch時代の「Switchハブ」という議論が本当に過去のものになるかどうかは、むしろこれから登場する完全新作の対応プラットフォームを見ることで、よりはっきりしてくるでしょう。
まとめ
初代Nintendo Switchでは、『ストリートファイター6』や『モンスターハンターワイルズ』など、一部の大型タイトルが対応しない状況がありました。
しかしNintendo Switch 2の発売後、その状況は大きく変化しています。
『ストリートファイター6』は2025年6月5日にSwitch 2版が発売され、『モンスターハンターワイルズ』も2026年12月4日のSwitch 2版発売が正式決定しました。
ただし、どちらも他機種版から時間を置いた後発展開です。
今後の注目点は、Switch 2に移植されるタイトルが増えるかだけでなく、新作発表の時点からPS5、Xbox、PC、Switch 2などを含めたマルチプラットフォーム展開がどこまで一般的になるかでしょう。
「Switchハブ」という言葉が本当に過去のものになるのか。Switch 2世代のサードパーティ戦略は、まだ変化の途中にあると言えそうです。
管理人コメント
私はSwitch 2になってから、サードパーティのマルチ展開はずいぶん改善されたと思っています。
初代Switchでは出なかったようなタイトルまでSwitch 2に出るようになってきたので、「任天堂ハードだけ大作から外される」という状況はかなり変わってきましたよね。
ただ、個人的に気になるのは後発移植です。
他機種で発売してしばらく経ってからSwitch 2版を出す場合、新たに移植や最適化のための開発費もかかるでしょうし、それをSwitch 2版の売上だけでどこまで回収できているんだろう?とは思います。
特に発売日に遊びたかった人はすでにPS5やPCなどで購入している可能性もあるので、後発になればなるほど新しく買ってもらうハードルも上がりそうです。
その一方で、最初からSwitch 2を含めてマルチ展開しているタイトルについては、一定の成果を収めているように見えます。
だから今後さらに重要になるのは、「Switch 2にも出るかどうか」よりも「最初から同時に出せるかどうか」なのかもしれません。
Switch 2の普及がさらに進んで、最初からPS5・Xbox・PC・Switch 2というマルチ展開が当たり前になっていけば、初代Switchの頃に言われていた「Switchハブ」という話もかなり減っていくんじゃないでしょうか。
情報元
任天堂:Nintendo Switch 2を2025年6月5日に発売
任天堂:Nintendo Switch 2の発売後4日間の世界販売台数が350万台を突破
カプコン:Street Fighter 6 and Kunitsu-Gami: Path of the Goddess Coming to Nintendo Switch 2 on June 5!
カプコン:Monster Hunter Wilds to Launch on Nintendo Switch 2 on December 4, 2026!
5ちゃんねる:元スレッド



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