「ブルプロの失敗が効いた?」バンナムが複数ゲーム開発中止→その後どうなった?

バンナム関連

2024年10月、バンダイナムコが複数のゲーム開発を中止または一時停止したとする報道が話題になりました。

報道では、アニメ「NARUTO -ナルト-」や「ONE PIECE」のキャラクターが登場するゲームに加え、任天堂から委託されたプロジェクトも含まれているとされ、5chでは「バンナム大丈夫か?」「ブループロトコルの失敗が響いたのでは?」と様々な憶測が飛び交いました。

同じ時期には『BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)』のサービス終了も発表されていただけに、関連付けて考えた人が多かったようです。

では実際、当時のバンダイナムコのゲーム事業では何が起きていたのでしょうか。そして、その後どうなったのでしょうか。

バンナムが複数のゲーム開発を中止・一時停止と報道

2024年10月、Bloombergはバンダイナムコホールディングスがゲームタイトルのラインアップを見直し、複数のプロジェクトを中止または一時停止したと報じました。

報道では「NARUTO -ナルト-」や「ONE PIECE」のキャラクターを使用したゲームのほか、任天堂から委託されたプロジェクトも含まれているとされています。

具体的にどのタイトルが該当したのかについては明らかにされていません。

さらに当時は、オンラインアクションRPG『BLUE PROTOCOL』について、2025年1月18日で国内サービスを終了することもすでに発表されていました。

こうした出来事が重なったことで、ネット上ではバンダイナムコのゲーム事業そのものを心配する声まで上がりました。

5chでは「ブルプロの失敗が響いた?」との声

5:
儲からないってこと?

6:
委託されたプロジェクト中止ってあんま聞かないな
委託した側が打ち切るのならわかるけど

24:
バンナム…死ぬのか?
任天堂向けはエース部隊が開発してたはず

34:
ブルプロの失敗がよほど効いたんやろうなぁ

43:
多すぎ定期

58:
任天堂委託タイトル中止は意外だな
マリカーもスマブラも儲けしかないだろうに

72:
アライズでテイルズ復活かと思ったらバタッと途絶えた
何がしたかったんだか

132:
任天堂案件なんて自社案件より優先する価値ありそうだし、あっちから切られたって方がありえそう

引用元:https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1729051420/

当時は「ブルプロの失敗が原因ではないか」「任天堂側から切られたのではないか」など様々な意見が出ていました。

ただし、これらはあくまで5ch上での推測です。

個々の開発中止案件と『BLUE PROTOCOL』との直接的な因果関係や、任天堂との契約内容などは公表されていません。

実際にバンナムはゲーム開発体制を見直していた

一方、ゲーム事業の見直しが行われていたこと自体は、バンダイナムコの公式資料から確認できます。

バンダイナムコホールディングスは2024年3月期について、デジタル事業で新作オンラインゲームなどに関わる評価損を計上したほか、タイトル編成の見直しによる開発中止に伴う処分損も発生し、大幅な減益になったと説明しています。

さらに、ゲームの開発段階における評価体制を強化し、開発するタイトルのポートフォリオを見直していく方針も示していました。

つまり、「ブルプロだけが原因で複数タイトルを中止した」とまでは確認できないものの、バンダイナムコが採算性や品質などを踏まえてゲーム開発体制を立て直していたことは事実です。

では、その後バンナムはどうなった?

2024年当時の5chでは「バンナムは大丈夫なのか」という声までありましたが、その後の業績を見ると状況は大きく変わっています。

2025年3月期には、『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』や『ドラゴンボール Sparking! ZERO』などが世界的に好調となり、デジタル事業の業績は大幅に回復しました。

バンダイナムコグループ全体でも、2025年3月期は売上高1兆2,415億円、営業利益1,802億円となり、売上高・営業利益ともに過去最高を更新しています。

デジタル事業についても、バンダイナムコは開発体制の見直しを進めながら、主力タイトルや新作タイトルのヒットによって利益水準が過去最高に迫ったと説明しています。

GAME速AI分析:大量開発より「選んで作る」方向へ

2024年の報道だけを見ると、「複数タイトルを中止」「ブルプロもサービス終了」というニュースが重なり、バンダイナムコのゲーム事業全体が危機に陥っているようにも見えました。

しかし、その後の公式資料まで追うと、単純な「ゲーム事業縮小」と見るより、開発タイトルを選別し、開発体制を立て直す過程だったと見る方が実態に近そうです。

近年はゲームの大規模化によって開発期間も長期化しています。

バンダイナムコ自身もこの問題を認識しており、タイトルの選定や開発体制の強化を進めています。

そして翌年度には『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』や『ドラゴンボール Sparking! ZERO』などのヒットによってデジタル事業が大幅に回復しました。

もちろん、これは開発中止そのものが成功だったことを意味するわけではありません。

ただ、2024年当時に出ていた「このままバンナムのゲーム事業が危なくなるのでは」という見方とは違う結果になったことは確かでしょう。

まとめ

2024年、バンダイナムコが複数のゲームプロジェクトを中止または一時停止したと報じられ、5chでは『BLUE PROTOCOL』の失敗との関連を疑う声が相次ぎました。

個別タイトルの中止とブルプロの直接的な因果関係は確認されていません。

一方で、バンダイナムコ自身が新作オンラインゲームなどの評価損や、タイトル編成見直しによる開発中止に伴う処分損を計上し、ゲーム開発体制を見直していたことは公式資料でも確認できます。

その後、2025年3月期にはデジタル事業が大幅に回復し、グループ全体では売上高・営業利益とも過去最高を更新しました。

2024年の「複数タイトル中止」は、単なる撤退というより、ゲーム開発体制を立て直す過程の一つだったと見ることができそうです。

管理人コメント

ブルプロの失敗は、やっぱりかなり響いたんじゃないかなと思います。

結構長い間開発していたタイトルだし、βテストの頃にはYouTuberを招待したりして、プロモーションにもかなり力を入れていた印象があります。

もちろん実際にブルプロへいくら使ったのかは分からないけど、あれだけ長期間開発してサービス終了となれば、他の開発タイトルを見直す流れになったとしても不思議ではないかなと。

ただバンナムって、ドラゴンボールやガンダムみたいな強いIPをたくさん持っている一方で、ユーザーからすると「これって実際どこが開発してるんだ?」って分かりにくいゲームも多いんですよね。

だから「バンナムのゲームがダメになった」というより、今回みたいに採算が合わないプロジェクトを整理していくという話なのかなと思います。

それにしてもブルプロはかなり力を入れていただけに、あの失敗は痛かっただろうなとは思いますね。

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